この本は昨年、不本意ながら医療機関に拘束されているときに読んだ
本である。昨日何気なく見ていた高卒認定試験の問題で分からない
ところが多かったので再度少しだけ読んでみた。
杵島正洋・松本直記・左巻健男/編著「新しい高校地学の教科書」
(講談社ブルーバックス)である。
改めて読んだ感想であるが、地学というのは難しいですね。単に
地学だけでなく物理・化学・生物の理解が前提になっているから。
今日の新聞にも載っていたし、引きこもり名人の方が述べている
通りエネルギー問題を解決しようとするならばこれらの分野の理解
が不可欠であることを実感した。
印象に残ったことを一つだけあげるならば、メタンハイドレートが
有する可能性だろうか。メタンにまつわる種々の問題をクリア
できて採掘可能となるならば、世界のエネルギー問題は100
年以上先送りにできるそうだ。
以前読んだ物理の本((山本明利・左巻健男/編著「新しい高校
物理の教科書」(講談社ブルーバックス))にも発電の種類と特徴
が紹介されていた。ちなみに現在の技術では常温核融合は無理
なのだそうだ。
石油がもたらす秩序はいつまで維持できるのだろうか。 |
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