平成15年10月から16年4月にかけて入院した病院では、
個室は基本的に「隔離」でした。大部屋は6人部屋でしたが空いて
いなかったので、差額を1日1500円支払って2人部屋でした。
幸い同室だった年配の女性がよくこちらの様子を配慮して話しかけ
たりそっとしたりをしてくださったので助かりました(カーテンを
閉めているときは話しかけない約束をお互いにした)でも、清掃の
人や看護士や薬剤師が入れ替わり立ち代り入退室するので、予想して
いたような「静かに仰臥して回復につとめる」ような環境とはほど
遠かったです。3度の食事や週2度の入浴や週1度のシーツ交換など
全然落ち着いていなかったです。でもかえって決まったスケジュール
をこなしていくじわじわとした達成感(生活感)は治療効果の一種
だったかもしれませんね。
個室にいたほうがいい時期と、少し他の人と接触したほうがいい時期と
使い分けられたら理想的です。 |
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