ベーシックな問い合せ先は、保健所、精神保健福祉センター。イエローページは意外と情報が多い。「パニック障害」「デイケア」「思春期の問題」と書いてあれば、その分野に力を入れている。一度は開いてみるべし。
ここを見ている人は、当然、インターネット環境にあるでしょう。もっと活用しましょう。検索エンジン・リンク集では、全国10万件以上のお医者さんガイド、メンタルヘルス・ネットが登録件数が多くて便利。緊急時は全国病医院情報ＩＮＤＥＸを。ただし、精神科で「緊急度が高い」は、かなり不隠な状態を指す。
クリニックを探すなら、日本精神神経科診療所協会のホームページも便利（検索機能つき）。大阪府、埼玉県、広島県の各診療所協会のホームページに直リンクしてあるから、府県のクリニックの詳しい情報が入手できる。わたしたちは何となく「病院」と言いうけど、正確には病床数20床以上の医療機関のこと。病床数19床以下は診療所（クリニック）。敷居が低いから行きやすい。
ただ、クリニックの大半が病床を持っていない。総合病院でも、病床がない所が意外と多いし、大学病院は人気が高く、何週間も待たされることもある。通院だけでは無理という病状になった時、すぐ入院できるかというと、なかなかこれが難しい。緊急に入院する可能性が高いなら、病床が多い単科精神病院が確実。単科精神病院の団体、日本精神病院協会のホームページには会員病院のリストがある。
精神保健福祉センターのホームページで調べることも可能。医療機関の一覧が掲載されているのは、大阪、広島、高知など。中でも、大阪府の精神保健福祉センター、大阪府立こころの健康総合センターのホームページは、路線検索を導入してる。阪急沿線、と指定して何件もヒットした時は感動した！ 精神保健福祉センターの約半数がＨＰを設けているが、路線検索は今のところ大阪だけ（2001年８月現在）。
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