さらっと「日本人は無宗教」と言う人、いますね。
もうね、アホかと。
創価学会は800万世帯、赤ちゃんも数に入れるから、実質300万人前後と言われる。クリスチャンは約260万人だが、日曜学校は別で、まともな宗派は18歳未満は申告しない。
仏教や新興宗教の信者もいるし、最近はムスリムの日本人が増えてる。
合計すると、1000万人近いかも。
1000万人と仮定すると、8.3％。

毎日仏壇に線香を上げ、お供えして、頻繁に神社やお地蔵さんをお参りする人は、今も少なくない。
昔ながらの日本の素朴な信仰心。
宗教と信仰は違うけど、無宗教ではないよ。
アフリカの土着信仰が無宗教ですか？

基本が多神教で、一部の人が一神教。
今は「無自覚な多神教」が最大多数で、クリスマスを祝い、除夜の鐘を聞き、初詣に行き、葬儀は仏式と無節操になってる。デパート、レストラン、ケーキ屋、寺、神社…金が動いて、経済が回って、よろしいじゃないですか。

日本人の多くは「無自覚で無節操な多神教」です。
８割くらいでしょうか？

他者の信仰や宗教観を尊重するなら、無節操でもかまわない。
「どうでもいい」「宗教わかんね」「無視」はまずいぜよ。
知らないうちに、他者を蹂躙する。

うちの夫はクリスチャン、私は特定の信仰を持っていない。
毎年12月半ばから、クリスマスの料理やお菓子の準備を始める。
夫の好物の豚の塩漬けは最低１週間かかるし、シュトーレンはベーキングパウダーを使う簡単バージョンでも、２〜３日寝かせる。

信教の自由、人の信仰を尊重すること、神との軸がない自分…いろいろ考えながら、準備する。肉、野菜、小麦粉、スパイス、ナッツやドライフルーツと一緒に自分の頭で考える。無理解な言葉には、どうしてもカチンと来る。

　くるみ煎り　考えめぐらす　クリスマス
　　人の無理解　腹立たしく

クリスマスの後は年賀状を書き、年末の買い物をして、簡単おせちをつくり、お正月はお雑煮をつくり、おせちを盛りつけて出す。
ようやく落ち着くのは１月４日。

あと１ヶ月。
先は長い…。

アメリカの感謝祭は自分の誕生日に近い。ブラックマンデーと同じ日の年もある。クリスマス商戦に入るこの時期はセールが多くて、釣られます。

Pure LuxeというMMUメーカーは、ネーミング萌えする。
妖精（ピーチピンクのチーク）、悪女（赤のチーク）とか、マジョリカマジョルカみたい。
アイシャドウはピーチパフェ、オレンジソルベ、ゴディバ、チョコレート・チェリーズ等々、美味しそう。
リップはラスト（色欲）、ニンフォマニア（色情狂）とエロい名前が多い。

にゃー化粧品は、Fat Cat、Witty Kitty、Krazy Kat…。
Muddy Paws（泥だらけの足）たまらん！
猫の足（脚でなく、足の部分）は、ほんと“paw"の語感です。

サンプルは１個１ドル。ファンデーションとかベース類は２ドル以上のメーカーもあるけど、色物はだいたい１ドルです。
「自分へのバースデープレゼント〜♪」とポチりまくったが、送料込みで５千円かからなかった。

３日連続で、10時間近く眠った。
子猫のリーザがいる間、睡眠時間は平均６時間。深夜は運動会、朝は鳴いたり、布団の上で駆け回って、目が覚めた。

保護→里子は、リーザが４匹目。
子猫はやはり手がかかる。いる間は寝不足になる。

今は静かに朝の睡眠をむさぼってます。

昨日、子猫のリーザが里子に行った。里親さん宅に行くのが遅めの時間だったので、夕方までゆっくり一緒にいた。

リーザはふだんと変わらず、遊んで、食べて、眠る。
出かける準備を始めようとした時、「にゃ、ま」と鳴いた。「ママ」に近い鳴き声だった。

里親さん宅に到着して10分、リーザは猫じゃらしのおもちゃで遊び始めた。拍子抜けするほど、あっさり新しい家庭に馴染んだ。夫と私が帰る時は「お客さん、バイバイ」な顔だった。
小さいから、順応性が高いのだろう。

幸せになって。いっぱい食べて。猫用ミルクやチーズが好きなのはわかるけど、キャットフードをもっと食べて。里親さんに「おきゃん」「にゃ、ま」って鳴いてごらん。うんと可愛がられるよ。

今日の午後、仕事部屋でＰＣに向かっていた時、「むちゃちゃ」と小さい音がした。水道の蛇口だろうと思って廊下に出ると、さっきまで居間で昼寝していた子猫のリーザがいた。

リーザは尻尾をぷるぷる震わせながら、また「むちゃ、ちゃ」と小さい声で鳴いた。水と勘違いした音も、リーザの鳴き声だろう。昼寝から目が覚めて、私を呼びに来た？　でも、呼ぶ時は大きい声ではっきり鳴く。この声は初めて聴く。

子猫は母猫が近くにいる時は大きな声で鳴く必要がない。リーザは赤ちゃん猫がよくやるように、尻尾を立てて震わせていた。

リーザが来て３週間余り。もうすぐ里子に行くとはいえ、私が母猫同然なのだろうか。

今日の朝食は、じゃがいもの丸茹で。芋類を丸ごと茹でて食べるの好きなのです。
で、皮をむいて食べ始めたら、子猫のリーザが「おきゃ〜ん！　おきゃぁ〜ん!!」と、ものっそい声で鳴き始めた。

チーズやマーガリンの匂いに反応してると思ったら、皿に置いたじゃがいもの皮を食べようとした。うああ〜、そこには手で取った芽が…。じゃがいもの芽に含まれるソラニンは、猫の体に半端なく悪いらしい。

猫をテーブルから下ろそうとしたが、手はじゃがいもの皮を剥いてべとべと。皿を電子レンジに突っ込んで、立って食べた。
リーザは私の背中を駆け上がり、肩に乗って、おきゃんおきゃん鳴き続けた。

急いで食べて、喉につまりそうになった。
リーザが里子に行くまで、お芋さん丸茹ではやめよう。

子猫のリーザは、母猫のもとには戻れない。
一度離すと、母猫は数日で自分の子だと認識しなくなる。
だから、我が家から里子に行く。

昨日あたりから、リーザはやたらと子猫用ミルクを欲しがる。
（ミルクをねだる時は必死な声と表情をする）
新しい家庭に行く段取りをつけていることを何となく察しているかもしれない。

でも、遊ぶ時は元気いっぱい。
体力がついて、２時間ぶっ通しで遊んだりする。

預かり子猫は名無しだった。生まれて間もなく、飼い主さんが入院したから。
オスかメスかわからないまま、トラ猫だから「トラの子」と呼ばれていた。

うちで預かることになり、動物病院に連れて行って女の子だと判明した。
名無しでは世話しにくい。うちにいる間だけ仮名をつけることにした。
思い切ってゴージャスな名前にした。

仮名エリザベータ。愛称リーザ。

18世紀のロシアの女帝、エリザベータはピョートル大帝の娘。オーストリアのマリア・テレジア女帝、フランスのポンパドール夫人と同盟を組み（女３人だから「３枚のペチコート同盟」と呼ばれる）、プロイセンのフリードリヒ２世と戦った。
モスクワ大学やロシア科学アカデミーを創設し、ふくよか美人で、派手好きで、何というか「ロシアのロココ！」な人です。

子猫のリーザの体重は、現在580グラム。
エリザベータ女帝のような、たくましいロココ美人に育ってほしい。

久々の晴れ。預かり子猫を窓際で日向ぼっこさせた。
最近は鳴き声のバリエーションが増えた。
ご飯やミルクをねだる時の「み〜っ！み〜っ！」、私を呼ぶ時の「に〜っ！」、遊びたい時に時々発する「うきゃ」、遊んで興奮してる時に「んぐーる」。

そして、１日何回も赤ちゃん声で「おきゃん」と鳴く。
しゃべる猫、しおちゃんの謎の言葉「おきゃん」とそっくり。
You Tubeには、他にも「おきゃん」と鳴く猫がいるというコメントがあるが、私は初めて聞く生おきゃんです。

預かり子猫の場合、「おきゃん」は何となく甘えたい時、かまってほしい時がほとんど。赤ちゃん声だから、成猫の「おきゃん」も赤ちゃん鳴きの延長ではないだろうか。

預かり子猫は女の子です。ラスカルのぬいぐるみとレスリングしたり、じゃれて興奮すると意味もなく走ったり、まさにお転婆の意味のおきゃん。
「おきゃん？　自分のことでしょ」と突っ込みたくなる。