貧困の問題に関心を持つ人は多いであろう。とある国をきっかけ
にした金融不安がもたらす被害が身近に感じられる今日であれば
なおさら。
これまでの主として経済政策は好ましい結果をもたらさなかった。
この点については、なぜこのような事態になったのかをきちんと
検証しておく必要があるだろう。
ムハマド・ユヌス 著「貧困のない世界を創る」(猪熊弘子 訳、
早川書房)ではこれまでとは違う一つのモデルが示されている。
政府はあてにならない。ある認識に触れることができたことに
感謝しつつ、日々の努力を大切にしたいと思う。
教育の問題は大きい。環境問題だって、しっかりと考える力が
身に付いていなければ、何が問題であるかすらわからないだろう。
バングラディシュで、あのルーレットは回転したのか。 |
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